春がきて きらめいて こんなにもほほえみが咲くなら 今どこかで倒れた悲しみも もう一度 愛されて 誰かのそばにいて 言葉なんて もういいよ こぼさないで 夜を越えたときに あなたが見た 苦しみは 語りきれないもの 声はいつも ひとりで溶けて きずあとだけが 手のひらでほほえんで 春がきて うれしくて たくさんの背中が過ぎてく 今わたしが残した悔しさも 消えないで つなぎとめて 街がさわぎ出して 朝になって 涙の居場所がなくて それが許せなくて 叫ぶように 静寂を抱き寄せたよ 夜に逃げて こわれないで 通りすぎてく 痛みを追わないで いつの日か 愛されて しあわせをみつめるときには ただ誰かが差し出すその手を 離さずに 握りしめて なんども風のなかで ほどけてく望みばかり あきらめて あきらめて でもまだ生きていく 春はいま 振り向いて あなたにもひかりが届いて 今その手に落とした涙も もう一度 愛されて
