漂う埃がきらきら光った 午前の三時さ ドブの色した電光板 ずっと眺めたまんま お揃いだね 「何かしなきゃ」なんて気持ちだけ あるんだけど そこかしこにあった筈の時間は 何処へと行った 窓から射す陽のせいで ほら動かなきゃ 何処かへ行きたいな、今度こそ だって見なよ 月がまた俺を呼ぶんだ! わかんないようなこと 少しはわかりそうだったこと まとめてぐしゃぐしゃぐしゃぐしゃ ぐしゃぐしゃになって 目が廻っちまうんです ひとり泣きそうなこと 悔しくて声が出そうなこと 全部がわかんないわかんない わかんなくなって 手に取っていくんです ただ向き合う 中身は何だったろうなって ふと首をひねった 小さな箱を いまだにずっと 手放せないままなんだ そんなもんだろ 誰もいないなんて好都合さ ぐにゃぐにゃのアイラブユー 何処かへ届いたらいいけどさ よく見りゃあ ボロボロの包みが惨めになって 笑っちまうんです 難しい、難しいな まともになるのだって 恥ずかしい、恥ずかしいな 理想を見るだなんて 正解だってもの 見つけられたりするのかな …まぁとにかく歩かなきゃなあ わかんないようなこと 少しはわかりそうだったこと まとめてぐしゃぐしゃぐしゃぐしゃ ぐしゃぐしゃになって また日和っちまうんです 大事にしたいことも 声に出せずに飲み込んだこと 全部がわかんないわかんない わかんなくたって 手に取っていくんです また向き合う