きっとなんにもない廃墟の中で もしかしたら何かあるかもって 人を探し続けてるような ずっと信じていた君の言葉も どうせいつかは 要らなくなるだろうから そんなの手放そうぜ 絶望はいつでも昨日へ向かう 心の中にあったんだ 誰かが言ったんだ 「あるはずない」と 僕が遠くに見たオアシスは 幻に終わったのかい? 「それなら別にいいや、 諦めようか」 そうやって決めたのに 僕はまだここで何かを待ってんだ とうとう何にも見えぬままで 35日が経った ザーザー降りで傘も無く 立ち尽くしていたんだ 何にも言い返せないのは 無性に腹が立ったんだ ほら僕らが見てたのは 妄想で笑うだけじゃない 気づきゃどこまででも 置いてかれるぞ 相当ズルして楽したい そんな虫のいい話はないから ちょっとは汚れてみな < ♪ > 終焉の日になって 町中みんな 家に籠っては怯えてる 誰の影も見えないな 世界が終わる 「きみはどうする?」 六畳一間で僕はただ NUMBER GIRLを聴いていた とうとう何にもできぬままで 8年2ヶ月経った ザーザー降りで屋根もなく 進み続けるんだ ちっともこっちを見ないのは 無性に腹が立ったんだ ほら君が言いたいことは 妄想の中じゃ負けがない それじゃどこまででも 置いてかれるぞ 幻想の中の狸じゃ いくら獲れども腹は膨れないぞ ちょっとは現実を見な 「大丈夫、大丈夫だよ」 でも本当は怖くて今にも 気が狂ってしまいそう 「どうしようもなくなるだろう」 でもそうなんだ、そこからだろう 楽なんかできやしない 呆れるほどに 想像を超えて生きてたい 僕らどこまででも悲しくなるよ 何かにつけて吐き出したい 本当のことはわからない 今も誰かが僕を悪く言うよ 相当愚かなだけじゃない すべて飲み込んで今日も笑うから ちょっとは元気を出しな < ♪ > 世界が終わる 君はどうする? 光はいつでも明日へ向かう 心の中にあったんだ