いつか君が言っていたこと ”羽があれば飛んでいけるのに” くだらない冗談だったな と笑う君に問う人は無い いつか君が知ってしまったこと “恋なんてしなきゃよかった” 答えはもう出てるのに 丁度いい言葉が見つからない たった一度の奇跡に 自由を求む願いの 本質は その普遍性は 果たして自由そのものか 透明なままで不透明な この世界を歩いていこうとして 後悔やどんな絶望も 色の無いものに変わるなら 塞いでいた想いや希望 痛みを覚えた先に出会えた優しさも 意味の無いものになるから 汚れたままでいい いつか君が言っていたこと “明日なんて来なくていいのに” くだらない祈りだったな 終わりが無いことの方が怖いから いつか君が知ってしまったこと 不条理と嘘だらけだこの世は 微かな光を繋ぎ 生き抜く術を教えてくれ たった一度の奇跡に 未来を描いた罪とは 盲信だ つまり呪いだ 黒に成ってしまうその前に叫んで 最低な こんな最悪な 夜もきっと朝に変わるけど 後悔や募る絶望が 君のカーテンを固く閉じたら 眩しい想いや希望 痛みを忘れる程鮮やかな空も 意味の無いものになるから 耳をすませてよ 鳥の声が聴こえる 歓声が木霊する 瞼の裏に光を 感じて目を開こうとする たとえ空を飛べたって 辿り着けない気がした 自由は いや“不自由“は 無色透明な僕に色を付けた そうだ 透明なままで不透明な この世界を歩いていこうとして 後悔やどんな絶望も 色の無いものに変わるなら 塞いでいた想いや希望 痛みを覚えた先に出会えた優しさも 意味の無いものになるから 汚れたままでいい 汚れたままがいい