最終電車

歌詞

眠らない街 薄明かりの最終電車 君がそっと左手を押し当てた 少し冷たい温度を感じて 強く握り返す 空しく過ぎてく時間の中で 身動きとれないまま 始まってもない 胸の奥の何かが 終わり告げる アラーム鳴らす Backspace key 押したって 消せない今日の残り香を 誤魔化すように 少し笑って 小さく手を振った 肌寒い部屋 少し前との寒暖差 君と撮った写真にふと目を向けた 出会った夏の温度を感じて 今は瞳閉じる 泣き顔ばかり思い出す中で 涙さえ出ないから まだ消えてない 胸の奥の灯火が 明かり強め 静かに煙る スペアキー 外したって 忘れない今日の笑い顔 あの日の「またね」思い出して 大きく息を吐いた 眠らない街 薄明かりの最終電車 君がそっと左手を押し当てた もう戻れない昨日に背を向け 今別れを告げる Backspace key 押したって 消せない今日の残り香を 誤魔化すように 少し笑って 小さく手を振った