僕の体を蝕んで、知らんふり そこにいたはずなのに もうここにはいないんだってさ 煙のように消えたあなたの 残り香は染み付いて 消えない 愛を擦って 嫌に暗くなった 君を愛した 日々の燃え殻 孤独と一緒に 吹き消せたらな 燻る心も これで晴れるか つけて、もやして、ひねりつぶして 次の一本に火をつける。 燃え尽きるまえに捨ててくれりゃ いっそのこと、楽だったのに 心も肺も黒に塗りつぶして 僕の体を蝕んで、知らんふり そこにいたはずなのに もうここにはいないんだってさ 煙のように消えたあなたの 残り香は染み付いて 消えない