眠れないベッドを 抜け出して一人きり 音の無い寄宿舎の 長い廊下の窓辺 真夜中のプールで 三日月が溺れてる 何もない空の下 駆けて行きたいの 遠い砂丘から 嵐が来るわ みんな風の中 退屈も 悲しみも たぶん幻だと 気付くわ 砂の中埋もれた 忘れ物捜してる 三年は果てしない いつも旅の途中よ 真夜中の砂漠で 三日月に祈ってる 天使にも 悪魔にも 心渡せるわ 遠い物語 めくれるたびに 時の少年が ふり向いて訪ねるわ 何を待っているの そんなに まだ大切なものわからない 教科書も 賛美歌も 窓の中のこと 遠い砂丘から 嵐が来るわ そっと瞳を開けて 明日さえ 未来さえ たぶん幻だと気付くわ Ah 砂丘から 嵐が来るわ みんな風の中 退屈も 悲しみも たぶん幻だと 気付くわ