受話器に響く あなたの声で 心変わりを知りました とぎれとぎれの 言葉の粒が 耳につきささる 時の流れを かみしめながら ひとり手紙を書いてます 枯れ葉みたいな 私の文字が あなた 見えますか 去年の服は もう着れません あなたを思い出すから あの日の場面 切り取りながら 背中でララバイ 冗談云って はしゃいだ頃が まるで昨日の事のよう いつも隣にあなたがいたわ つかず離れずに 幾千万のなぐさめよりも 腕をのばして抱き寄せて 雨のしずくが 涙に変わる あとを引くように 強がりなんて 悲しいものね 心はいつも 裏腹 あなたに贈る 言葉にかえて 背中でララバイ 去年の服は もう着れません あなたを思い出すから あの日の場面 切り取りながら 背中でララバイ