目を閉じた時 まぶたの裏に 映ったのが君 光のない世界で 唯一僕を 照らした桃色の光 ある朝目を覚ますと 見慣れた部屋なのに この目に映る全ての物が それぞれの色を主張していて 「今この場で 確かに生きているんですよ」と 赤、黄色、緑、オレンジ、紫 ゴミですら僕には眩しかった 恥ずかしくって目を逸らした でもどこを見たって同じで 逃げ込んだ暗闇を ただ照らしてくれたその光 今会いたくって 鍵を壊して ぶち破ったドアの向こう 全てが無色に でも君は確かに 桃色になって僕の中で溢れた クレヨンがすきだった 今更思い出した 渡された色のない画用紙を 無邪気に素直に染め上げた あなたの目に映る僕は何色ですか? 時には黒く 時には白く 僕は僕を主張出来ていますか? 一つの色を貫く人 虹色の様に多彩な人 色々欲しくはなるけど 今は君の色で濁りたい 潰れるくらい抱きしめたもんが 綺麗な桃色じゃなくても そこに君の息を香りを感じたなら 何も要らないよ それだけで生きてける 今会いたくって 鍵を壊して ぶち破ったドアの向こう 全てが無色に でも君は確かに 桃色になって僕の中で 潰れるくらい抱きしめたもんが 綺麗な桃色じゃなくても そこに君の息を香りを感じたなら 何も要らないよ それだけで生きてける 桃色になって僕の中で溢れた 目を閉じた時 まぶたの裏に 映ったのが君