僕は たゞ 愛というものの可能性について 考えてみる 何万年と そこにある わかったようで わかっていない すました顔で そこにある そうして僕は 君に会いたくなっている 近いようで 遠いへだたり どうすれば たどりつけるだろう ふと それがせせら笑う 今ここに 君がいて そして僕がいる 人の数だけ 愛があって そしてすれ違い 息をしてる 僕は たゞ 愛というものの可能性について 考えてみる 何万年と そこにある 天使と悪魔 天国と地獄 争いの歴史が ずっとそこにある そうして僕は 君のことを思い出している いつだったか昔 昨日のことのように しあわせでいるだろうか また それが せせら笑う 誰れかのために 生きるなんて 大それたことのように いくつになっても 自分が可愛い 偽善者くらいで 丁度いい わがまゝな人間の欲深さに 愛想つかすくらいなら 素直で ありのままで やさしい気持ちが 僕らの中に 僕は たゞ 愛というものの可能性について 考えてみる 何万年とそこにある わかったようで わかっていない 僕は たゞ 愛というものの可能性について 考えてみる わかったようで わかっていない