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四月二十日、桜の行方。 (feat. 巡音ルカ)

Track byやみくろ

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  • 2023.04.20
  • 4:21
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歌詞

四月二十日、八時。 桜が散りそうだ。 今年も花見は出来なかったな。 周りはもう花を筏に変えた そっちはとっくに 散ってるんだろう。 遠距離恋愛なんて言うけど 夢に飛び出しただけの馬鹿だ。 『必ず呼ぶから』言ってたくせに 離れてから何年経っただろう。 桜、ひらひら舞い落ちる。 最後のひとひらが もの惜しげにしがみつく。 そろそろ夏へ向かえよ。 泣くな、後悔なんてするもんか。 送り出したのは私だ。 四月二十日、十二時。 私も散りそうだ。 二人で歩いた公園で一人、 君の曲を流す。 君は知らないでしょう、 私にとって君はヒーローだ。 夢も何にもない私には 君がやけに輝いて見える。 けれどヒーローなんてヒロインを 置いて 世界を救いに行くもんだ、 なんてね。 桜、ひらひら舞い落ちる。 勝手に不安なだけ。 気の抜けた声で電話してくる、 そんなオチならばいいけど。 泣くな、後悔なんてするもんか。 夢見がちはお互い様。 四月二十日、二十時。 動画でも見ようかな、 随分と長く返事も無いし。 記念日をすぐに忘れる人だけど、 誕生日くらい覚えておいてよ。 君の新曲が流れる、 故郷の恋人の歌。 夢と恋を天秤にかけ、 夢を終えるダサい歌。 そして電話が鳴る。 ねぇ、私を言い訳にしないでよ。 諦めんな、バカ! それより「おめでとう」 を待ってんのよ。 泣くな、ヒーローはラストシーンで ヒロインにキスするもんでしょ。 桜、ひらひら舞い落ちる 私の代わりに 筏になった花びらの束 君の街へ流れ着け。 春はもう過ぎ去りそうだ、 君と夏へと向かおう。

このアルバムの収録曲

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