現在時刻午前4時 有象無象にもう飽き飽きだよ 存在 形なんて もはやミュータントさ 白に黒に馴染めず曖の昧な色して 息を吸って 息を吐いて 死んでるようなものだな 実際音頼りにぎりぎり生きていた もうどうなっていいんだって 恐れなんかは全くないって 沈む夕日が最後は地平に 堕ちてゆくことだけ知ってる それでもいい お前だけは灰になって消えてくれ 静かに狂ったその姿に 呑み込まれてしまう前に 零でも果てでもない 無数の目 頭の中 ぐだぐだうだうだああうるせえな 人間なんて辞めちまえ アダムとイヴが犯した罪の実 善も悪も同じつくりものなんだよ 後ろの正面で 誰か教えてくれたんだ 何者にもなりたかった 何者にもなれないから 本当はもう気づいている 許される日がこないことなんて 咲いた花弁が最期は地上に 堕ち塵になって風に舞ってく それでもいい お前だけは哀に犯され消えてくれ 偽り纏ったその笑顔に 呑み込まれてしまう前に 色即是空の世 無数の手 頭の中 ぐだぐだうだうだああうるせえな 孤独抱え期待なんて されなかった少年 裏切られて傷を負った 未成熟な少女も あぁそうか僕のことだったね 君も僕で君も僕 一人には戻れないんだよ 笑ってみせてくれ それでもいいお前だけは 青さに溺れて消えてくれ 悲しみに満ちたその瞳に 呑み込まれてしまう前に 零で割れ世界を 嗄れた唄口ずさんで フィナーレの音が鳴り響いてる 最期の日 僕によく似たお前の生きた証を 奪って壊して祈って焼べるよ 今日でもう終わりなんだ 灰に咲け全てが 朽ち果ててしまう前に 笑顔を浮かべて お辞儀をしましょう きみがすきなうたながれはじけた