特急列車は 君の街へ向かっているところ 一番前のはしの席で ぼんやり外見てた 悲しい恋をおぼえた駅や いたずらだった街も 特急列車は立ち止まらずに 夕陽につづいてく あくび顔の学生服と 席をゆずり合うおばさんたちと 子供ははしゃいで母親を困らせた 僕は心で口笛吹いた 大切な事だけを選べる まっすぐな心はどこかなと 探し出す <♪> 終着駅はあかりを灯してた 急ぎ足で帰る人たち 僕はコートのボタンをしめた フェンス越しに君が笑ってた さらさらと木枯らしはふいてる 冷えきった 君の手をにぎりしめたとき 大切な事だけを選べる 真直ぐな男になりたいと 思いました 思いました