たゆたう 風に揺れるカーテン 眩しい朝 満たされてもどこか寂しい 何度も 巡りめくる憂いに負けないよう 庭の花に 水をやる そうやって 生きてゆくことは それだけできっと 美しく 素晴らしい事なのに 僕らはいつしか多くを求めて 届かない 足りないと 疎むんだ たゆたう 風は木々を鳴らして 走る水面 鳥は歌い 木の葉が舞う 共鳴する 跳ねて踊る 踊る 踊る 風にもたれて 光を探す きっと誰もが同じように 生きてゆくことは それだけできっと 美しく 素晴らしい事なのに 僕らはいつしか多くを求めて 届かない 足りないと 疎むんだ たゆたう 心に水を 朽ちるその時まで 花を咲かせるだけ