自分らしさってなんだろう 過去を掘り返してんだろう そのこと自体がとっくに 描いていた自分じゃない そんなことはわかっている 空はすきっと晴れている なんにもわかんないフリして 君が僕を笑ってる もしももっと柔軟性に富んでたなら 君をそっと冗談めいて抱きしめてたい だけどなぜか意地はって 意味もなくカッコツケてんだ 「なにやってんだよオレ」 少年の自分にこう言うんだよ いちにのさんで 歯をくいしばって ダッシュした勢いですっころんでも それはそれで下からの意外な景色が見えてくるだろ 角度合わして タイミングはかって 息を整えてもう一度 手に持ってるものは決して離さずに走れ 君ならばできるって yeah! かろうじてまだ午前中 今ごろ目をこすっている ついたまんまのテレビで 外国人がキスしてる ヘッドフォンを外したら 何か聴こえてくるのかな かわりなく今日もフラットに 君は僕に微笑んでる 歳をとることまだ認めたくない 腰をこぶしで叩いて作り笑い それでもまだ自分勝手 むやみにもがいてみせるんだ 「もっとやれんだよオレ」 5年後の自分にこう言うんだよ 息を切らして 岸壁にたって ハタと足もとが竦んでも それはそこに立ってこその 偉大な景観が見えているだろ 覚悟決まったら 姿勢ただして 道のなき未知へさぁ行くぞ 身に着けたものは全部脱ぎ捨てて飛んじゃえ 今ならばやれるって この世にたったひとりの君に 愛を正面切って歌い続けたい どんなに離れていたって 確実に響くように 精一杯この声で 遠くまで叫ぶんだよ 地図を描いて 距離を測って 画策どおりにすっころんだら きっと初めてのあの時以来の形式が広がってるだろう 待ってたぜ ついに真ん中に立って 三度でも四度でも何度でも まとわりつくもの全部ぶっ壊して さぁ行け 君ならばできるって 今がその時だって 世界は開けるって yeah!