最終電車の午前0時 酔いが見せる寂しいの夜 ネオンライトを吸い込んで 満たされるまで飲み干して いつまでだって弱い僕は この夜を止めるために 嘘だって言う 明日のことを考えないで 今だけ世界に目を閉じて 一歩踏み出せば 失ってしまいそうで せめて今夜だけでいいから 触れた温もりは 熱く包み込むのに 好きと言えば 「ありがとう」と 目と目も合わさずに俯くの? 二人を繋いだ溶けてく夜 あどけない姿を見ていた 会いたいよなんて言えない僕は 本当の気持ちも聞けぬまま 恋の終わりを告げる 優しい恋の終わりを 隣で聞こえる眠りの音 寝たふり続ける僕 幸せなあの頃を失くして 君の目を見て もう行かないで泣かないで 騙してたわけじゃなくて 恋が始まるその前に 見えぬように そっと目を閉じて 優しい夜に