風に靡いた夕景が 固く身を寄せ合っている 縁は無いんだ それでいいと思えた 写し見の正体は 名も知らぬ枯れ尾花 刑は丁寧に 指折り数え待っている どうしようもない 乾いたものに身を投げ ただ纏っている 装束に名を付けてくれ 枯れない花に優しく見せた 仄暗い目に怯えぬ様に 癒えない傷に悲しくなった 貴方の愛で溺れぬ様に 透過していく 誰の影 (徒花の様で) 光彩黎明 落ちていく (綺麗なままで) 陽が傾く環状線 烏が薙いでいた 怠惰ばっかだ 後悔が流れていく 侘寂に散り 微かに 幽かな 鎹 仮初 愚かだ 愚かだ 貴方はまだ 無色透明だ 精彩を欠いた移ろいの成果 透過した花瓶に映り込む ただ消えようとするお前を 枯れない花に言い聞かす様に 仄暗い目が光を灯す 癒えない傷を優しく撫でた 貴方の側に添い遂げる様に 透過していく 誰の影 (徒花の様で) 光彩黎明 落ちていく (綺麗なまま) 解かして 梳かして 徒化して どうかしている 陽が傾く環状線 烏が啼いていた 偲は差異だな 天秤が薄れてく 侘寂に散り
