土砂降りの街を走りだす あいつが死んだハイウェイに向けて アクセルふかす右手に 冷たい雨が突きささる 悲しき墓標は インターチェンジの滑走踏 あの時 風に舞う赤いヘルメットが 鮮やかにこの胸に 焼きついてるかぎり 俺の心泣くように走る Run Away . シネマのディーンそのままに 自分で夢を吐き捨てちまった あいつの乾いた魂は この胸深く突きささったまま 悲しきレクイエム トップギアのうなりだけさ あの時 あいつが振りきった空の色 鮮やかにこの胸に 焼きついているかぎり 時を越えて 泣くように走る Run Away . 72年18の夏は 二度とはもう帰らないけれど まぶしい想い出は 俺の夢と走り続ける 土砂降りのハイウェイ突っ走る あいつの悲しき墓標に向かって あの時 風に舞う赤いヘルメットが 鮮やかにこの胸に 焼きついてるかぎり 俺の心泣くように走る Run Away