書き出しは唐突で 二枚目から 読んでしまったのかと 少しだけ焦ったよ だけど合ってた 話しかけてくれる様に 始まった文章は あたしの耳の辺りを 熱くさせたよ 嬉しくて右手で口を塞いだ 恥ずかしくて何度も 笑ってしまった 感情はあたしの 意志を超えて揺れる 何度も何度も何度も 読み返そうか だけどそんなに読んだら あなたは嫌かな 何度も 体に入ってくる言葉が苦しい <♪> ねぇ一体どれくらい 心の中を知れたのだろう あなたがこの手紙を 書いたのはもう過去 文字を間違わぬよう 丁寧に書こうと 思うと忘れそう 冷たい指先 大切にちゃんと言いたいのに うまく出てこない 何度も何度も何度も 読み返したら 止まらない夜のループ あなたが浮かんで何度も 止まる時の中 あたしは眠れない <♪> 何度も何度も何度も 読み返そうか だけどそんなに読んだら あなたは嫌かな 何度も 体に入ってきてしまうの... 一日一日時間が 過ぎていってもこの文章彩る 愛しい言葉をどうか あなたが今も 思ってくれていますように ではさようなら