君の色素の薄い髪にオレンジ色が染み射して きらきらと、それは何色だった? 眩しい先の君はどういう顔していたの? ‥‥オレンジ色は金色に近かった この街には夕日の匂いがないね 都市型黄昏 ふとビルディングの奥に見えた富士山は、 すでに真っ白だった 曖昧になっていく、いつか君の笑顔も 忘れないように 俺は眩しさの先を真っ直ぐに見たんだ。 忘れないように、 色素が染まる瞬間を逃さないように、 俺は日差しで茶色の君の眼を見つめた… 爽やかな風が貫通 金木犀の香りが擽る オレンジに変わった君の髪 全部が俺を通り抜けて、 第6感でときめいて…躍動!!!!!! 2人は手を繋いで帰る オレンジの翳ないうちに