真夜中3時に君の声を聴いた 長引く電話は飽きることを知らない 儚い季節、狂乱の季節 ほとばしる体温よ どうか冷めないで 明け方の風は 鼻の奥までツンと 浸み込んで溶けて 夢の中のようだな 海岸の声が僕を呼んでいるのさ 波音の方へ、流される方へ 恋を知って 「これっきり」を頂戴して こんな夜 逢いたいよ 悪いのは 僕の憂鬱だって 君もわかってるだろ 気まぐれかい 時折いじわるを このモヤモヤは シュレッダーにかけて そうしていつか この日を忘れるだろう 程よく不合理を それが生きる術だ 恋を知って 「これっきり」を頂戴して こんな夜 逢いたいよ 悪いのは 僕の憂鬱だって 君もわかってるだろ ほら、本当の僕は こんなにも自堕落さ 恋を知って 「これっきり」を頂戴して こんな夜 逢いたいよ だけどもっと君を知りたいなんて 真面目に考えてる 夢ばっか見てね 忘れずにいてね いやな事は全て無視しようぜ 寄り添って僕ら 逃げたっていいじゃない 背負い込んだ不安は捨てようぜ