等間隔に並ぶ 街灯、電車の泣き声 この町では鉄ですらも 人のように働くようです まだ、まだらに残る白い がらんどうの雪を踏む音は 不規則な生活の 拍子を表すようです 3年後を考える 僕は何をしてるだろう 歩くたびに吐く息は 何度も白く濁って 何度もすぐに立ち消えた 徹夜明けの気だるさってさ ぬるま湯を泳ぐよう うまくいかないのは いつも通りさ 鉄と街灯と人を颯爽と 出来るだけ早足で 湿気たツラを下げて 追い抜いてくよ 約束しなければもう 会うこともないあの人と 前、歩く学生のように 奇声あげ笑うことは、もう 無いよりはマシなものに すがっては今日も生きてる 煙草をのめば大人のよう 酒を飲めば子供に戻るよう 3年後を考える 僕は何をしてるだろう 頭は回らないが 酒だけはよく回る どちらにせよ何も わからないまま 徹夜明けの気だるさってさ ぬるま湯を泳ぐよう うまくいかないのは いつも通りさ 煙草 くゆらす 白い息が ゆらゆらゆらいでいるんだよ どこにも行けずに揺れて消える 僕らみたいだな 朝を起きたまま迎えた日 昼まで寝てた時のこと 夜や煙草をふかした時間 何も変えられない僕が 変わらなくたっていいような そんな世界に 世界が変わってくれよ