重ねた指に つたう想いに 昨日見た景色が モノクロにかすんだ 無邪気な声と あのまなざしを 気まぐれないたずらと 思ってはいたけど ※燃えて 燃やして 焦がして 焦がれて きみは夜のすきまで ゆらり 揺られて 吹かれて 降られて 僕はどこへゆく 呼んで 大声で 叫んで 届いて きみはなにも知らずに 触れて その手で なぞって こわして 僕は空の果てに眠る 重ねた日々と 白いピースが つめたい音をたてて 静かにくずれてく めぐり めぐって 迷って 惑って きみは胸のすみっこで ふわり 流れて まざって 染まって 僕はあいにゆく 響け この声 近くで 遠くで きみが知らず知らずに 閉じて めくって 開いた ページで 僕は幕を引けずにいる ※Repeat
