あの日の帰り道は冷たくて 薄暗い部屋の中で 懐かしいなって 何気ない日常を思い返せば よく似たふたりだね 不器用な僕に 寄り添ってくれたね 愛してるとか照れくさいけれど そんな会話もいつの間にか 忘れてゆくのかな さよならが嫌と 気づいてるんじゃない 君との未来を見てしまうよ 「幸せになってね」と 思った言葉も言えずに 邪魔すんなバイク 最後は僕の方が 追いかけていた ふたりの約束でさえ 曖昧になって 次予定が合う日には どこへ行こうか なんて夢の話で 大事なことを見失っていた 今度は僕が支えるべきだったね そんな弱音を伝えたとしたら また怒られるよな 零れた涙が、過ごした時間が ふたりを締め付けていくんだね またねって言葉は たしかなものじゃない 本当は好きだよ今も 不器用な僕に 寄り添ってくれたね 愛してるとか照れくさいけれど そんな会話もいつの間にか 想い出に変わるよ さよならが嫌と 気づいてるんじゃない 君との未来を見てしまうよ 幸せになってねと 思った言葉も言えずに 邪魔すんなバイク