ふわり 風が優しく頬を撫でて 日々のほとり そっと やわらかに吹き抜けてく 明日のことなど誰も知らないから 今日を精一杯 慈しみ生きてゆけたら あたたかな日だまり 微睡みの岸辺で 不意に私呼ぶのは誰なの 揺れているのは淡い予感 繰り返される営みの中で 何かが終わり また始まって 巡りゆく季節 不確かだけど いとしいもの 何気ない でも 特別なものを 木もれびにあずけて ささめく希望を今 空に歌おう 形のない不安が ざわめく日は 瞳閉じてそっと感じるの いつかの夢を 旅は続いてゆく 泡沫の欠片を 拾い集めて すこし微笑む どこまで行けばゴールかなんて わからないから 時は輝くの 始まってしまった運命も 儚い奇蹟も 不器用だけど 伝えたくて 届けたいこと たくさんあるから あたらしい光が ふちどる希望連れて 祈り捧げよう 揺れているのは淡い予感 繰り返される営みの中で 何かが終わり また始まって 重ねてく時間 不揃いだけど ゆずれなくて ささやかだけど 大切なものを 木もれびにあずけて ささめく希望を今 君に歌おう