誰もが皆 見えない刃 振り回している 無表情で 傷跡が流す血の色も 痛みも知らぬままに ぞんざいな存在証明で 存在を否定する 正当化 肯定化に溺れ 自慰行為繰り返す 分からない 分かれない 僕等はどうして分かり合えない 答えの在処探し狂い咲く 正しさも過ちも全て自分だけの価値 描いた景色を重ねて歪み続ける 誰もが皆 傷を負って 癒しを求め 抗っている 傷跡が流す血の色は 全て同じだから 単純短絡な言葉 こそ簡単に突き刺さる 匿名的集団加害者は 大罪に気付かない これ以上ない絶望が 生きて行く意味を奪い去っても それは人を傷つける理由じゃない この声は この腕は 否定する為にあるわけじゃない だからこそ分からない 分かれない 僕等はどうして分かり合えない 答えの在処探し狂い咲く 正しさも過ちも全て自分だけの価値 描いた景色を重ねて交われぬまま 歪み続ける