春、青く澄みわたり

歌詞

些細なことで　揉めて　怒って すれ違ってばかりの　毎日 分かって貰えない気持ち 言葉にして　伝えられるのかな 春風は青く香り やがて緑は芽吹いて 祝福の光の中 また桜は散ってゆく 出来ない事ばかりが　増えてく 努力を積み上げる暇もなく 追い付けない　ままでいる 伸ばした手を　摺り抜けてしまう 揺れる　焦る 燻った熱を　抱えてる いつも　今も　届かなくて 思い切って挑んで　壁に当たって 倒れ起きて　繰り返して 前に進めずに　もどかしさ募る やがて景色は流れてゆく 掴み取った何かは　きっとそこに 最初からあった物なんだろう 取るに足らない　小さな一歩だけど それが今の　わたしなんだ 小さな夢積み上げて 願い事は曖昧で 追いかけるのに必死で 息切らせ立ち止まった 自分の事でいっぱいで　つらくて 思いやる余裕なんて無くて 慰めて欲しい、なんて 負担ばかり掛けてしまったの 震え　竦(すく)み 目を逸らし　立ち上がれなくて あんな日々は　もう嫌だよ 積み重ねてきた事だけが　前に 進む力をくれたんだ 躓いても　立ち止まっても　決して 未来は閉ざされたりしない 不甲斐なさに　隠れて泣いて だけど 受け止めて　言葉にしてきたんだ 信じる素直な　気持ちさえあれば これからも　きっと大丈夫 春風は青く香り やがて緑は芽吹いて 祝福の光の中 また桜は散ってゆく