目覚めの悪い朝 多分 昨日の言い合いのせいだろう どうせあの後 キミも いつものように 一人で泣いてたんだろう 同じ顔して意地張り合ってる 性格もまるで違うくせに 後から思えばさ くだらないケンカだと 笑ってしまうけれど 相手がキミだと 許せることでも つい許せなくなってしまうんだよ 部屋の隅に散らばった 付箋の貼られたパンフレットは もう慣れたような顔をして 僕らが二人で開くのを待ってる 違う目線でいつもすれ違う 見てる景色は同じくせに 後から思えばさ つまらないケンカだと 呆れてしまうけれど 相手が僕だと 譲れることでも つい譲れなくなってしまうんだろう 一番 想うべき存在を 一番 後回しにしちゃうのは 僕らの悪い癖で 「それくらいじゃ 壊れやしない」って キミも僕もわかっているから お互いに甘え過ぎてる 端から見ればさ “学ばない二人”だと 笑われているけれど 傷つけ合っても 懲りずにこれからも 手を取り合って歩いていこう カサブタをつくりながら