僕が生まれたその日は 夏のはじめの暑い日でした よく叱られた悪い癖 いつのまにか失くしてたようです 君が生まれたその日は 春のぬくもり残る日でした 嬉しそうに母親は 昨日のことのように話した 大切な人に出会えた奇跡 希望のヒカリ 愛しい人 愛しい人 呱々の声をあげる輝きが 繰り返し 繰り返す “生きとし生けるもの”の定めなら 愛しくて 愛しくて ただ 君と僕が出会えた日 冬の終わりの寒い日でした すれ違う人のなか 互いが互い求め合うように 大切な人に出会えた奇跡 希望のヒカリ 愛しい人 愛しい人 何気ない日常を変えて行く 繰り返し 繰り返す “生きとし生けるもの”の歓びを そばにいて そばにいて 僕が生まれた夏の日