もう一度会えるその日に 雪解けを迎えるだろう まだまだ遠く 長い日々 そしてなんだかんだ 今日もなんだかんだ しんしんと募る後悔に あさましいこの身を投げ出す さらば友よ 手を振る 君がだんだんだん 遠くへだんだん 大きく深く 深呼吸 静かに流す 涙 誰にも気づかれずに 最後に零す時 きっと きっと 君は言うだろう そんなに そんなに もうそんなに 悲しまないでと 目の前が 見慣れた世界から 今はまだ 名前も知らない 誰かが泣き 笑うあの場所へ 向かう途中に現れた 甘く 悲しい その目の奥に 滲む寂しさ 振りきるように ただひたすら 泥まみれでも凜とした 駆け抜ける その姿を 見つめながら 自分に重ね合わせた もうそんなに もうそんなに もうそんなに 悲しまないで そうだほら そう その調子 もう少し もうひと息 そうだ このまま 進め