ひとの目を摘んで花束にして きれいなふりを 大きなテーブルに飾るの それがわたしだった こころに咲いた毒の花 毒の花 優しさに優しさで返そうとして 幸せなふりを 大きな道で手を振るの それがわたしだった こころにまとわる蜘蛛の糸 蜘蛛の糸 くいものこさず食べてね わたしはわたしがはじめてのひと くいものこさず食べてね わたしはわたしが最後のひと だれの一番にもなれないのね 愛すべきひとよ 鏡に浮かぶ毒のひと あなたの優しさが雨のように 降り注いでも 大きな道で手を振るの きずものこさず壊して わたしはわたしが大事なひと きずものこさず壊して わたしがわたしのせいにする くいものこさず食べてね わたしはわたしがはじめてのひと くいものこさず食べてね わたしはわたしが最後のひと