神は如何か 神は如何か 我は尋ねてただ 息を吐いた 薄紫色の煙が 雲と一緒くたになろうと 空をのぼった その煙の軌跡に この世の真理を知った 人知を超えた 神の筆跡を見た Wakan Tanka 神は如何か 神は如何か 我は尋ねてただ 息を吐いた ひとひらひらりと閃き賜り 日の光に透かして見る命 祈りの民 人の営みを紐解き 火を灯して繋がる真理 一人 風に揺れる羽飾り 瞳の奥 見晴るかした世界 今満たした間際に 溢れ出した何か 波に変わり流した涙 晴れた遥かなる空見上げた 話の続きをしようじゃないか 跳ねた心と体の音が 脈打つこの心臓の鼓動が 原っぱに座っては語った あのバラッドが記した 先祖の記憶が 巡っては空っぽの肺の中で 煙となり また灰となった 視界は曇り 宙に溶けるこの祈り 誓いに偽りは無い 燻る歓び 視界は曇り 宙に溶けるこの祈り 誓いに偽りは無い 燻る歓び