ほんとはずっと 前から知ってた 気づかないふりでは もう誤魔化せないわ 心に開いてた 小さな穴は 塞げないほどに 大きくなった あなたとあたしの 終わりが見えたあの日 大事なとこばかり こんなに違ってしまう あなたの家族や あたしの家族も 見つめてる未来も 過ごしてきた過去も 愛しているのに 感じているのに それだけじゃもう この先へは進めない 夢を見ていたい せめてその時までは あなたの口からこぼれる さよならまで 楽しそうに話す ふたりのこれからのこと あたしはいつからか 聞いてて辛くなった 周りの何気ない言葉に 胸が痛んだりして 暗闇の中に 沈んでゆく身体 期待してるその笑顔が苦しい 「新しい道 新しい命 それから次は…」 もうあなたは進みたい あたしは待たせられない 愛しているなら 感じているのなら 何も変わらず ずっとこのままでいいのに 夢を見ていたい せめてその時までは あたしの口からこぼれる 行かないで きっとあなたは あたしのことなんて忘れて 違う誰かとひとつになって 進んでゆく どうして 好きなのに どうして このままじゃだめなの? これ以上 何もいらないのに 愛しているから 感じているから あなたの求める幸せ あたしじゃあげられない 夢を見ていたい せめてその時までは あたしの口からこぼれる さよならまで