いつもは素通りしている カフェに入って 飲めないブラックコーヒーを 頼んでみたり おしゃれなバーに入って 変わった名前のお酒を飲んでみたり やるせない気持ちを 一瞬でも消したくて なんだか全部放り出したくて でもどれだけ足掻いても 結局私のままだね もしも明日 空が晴れたら 仕事を休んで 海に行きたいな もしも明日 雨が降ったなら 仕事を休んで あの映画を見たいな 私がいなくても世の中は変わらない なんて素晴らしき世界でしょうか 私がどんな風に生きても 何も変わらないのだから ゆらゆら揺れる雲の隙間から覗く 小さい星たちが煌めいてる 風呂上がりの頬に 冷たいビールをひっ付けた もしも明日 私が死んだら 悔やんでしまう あの日のことを 今日が終わる前に あなたに電話して 「あの時はごめんね」 素直に謝らなくちゃ