真っ白な地図のはじっこ 家族で降りた小さな滑走路 吐く息が白くて笑った 知らない世界の匂いがした 目の前に広がる氷の海 ゆっくり歩くペンギンの列 そのとき一羽が風を切って ぼくの頭の上を超えて 飛び去った ありえないって 誰が決めた? 世界は不思議であふれてる ぼくの心臓ドクドク鳴って 空まで高く跳ねたんだ 空を飛ぶペンギン 羽ばたくたびに ぼくの明日も 一緒に飛びまわる 世界はまだ 知らない顔をしてる 驚きで あふれてる だから行こう 冒険に出かけよう この胸の高鳴りを信じて テントの中 眠れない夜 地図のすみに 星を描いた 「ここからどこまで行けるかな」 小さな声が 夜空に溶けた お母さんの優しさ お父さんの思いやり あたたかいもの ちゃんと持ったまま ぼくはもっと 遠くへ行ける そう思えたんだ 見たことない景色のぶんだけ 胸の中に 未来が増えてく 答えよりも 「なんでだろう?」が増えてく 空を飛ぶペンギン 思い出すたび 明日のぼくが 「行こう!」と急かす 世界はまだ 秘密を抱きしめてる 手を伸ばせば 触れられるような そんな驚きでいっぱい だから今だ 冒険に出かけよう そう思うたび 強くなれる 「きっと まだある?」(ある!) 広い海の下にも 雲の向こうにも 名前もない まだ知らない ひかり
