街角では色付き12月の雪が散る 白い息が誰かの笑顔に溶けてく 僕を置いて 「ねぇ幸せはね雪のよう」と 君は言った 触れれば儚く消えゆく 声が届いてますか? 僕の最後の願い もしも叶うのならば君に 届きますように ♪ 目を閉じれば色付く 壊れかけたフィルムレイ 赤い染みが君の笑顔をあの日で 途切れさせる 「ねぇ幸せはね雪だった」と 君は言った そんなんじゃないだろ 絶対 声が聞こえてますか? 何もしてやれなくて こんな弱い僕じゃ君に 届くわけないのに 全てが今更 遅すぎた 失った時は戻らないから もう離さないよ繋いだ手 もう揺らさないよこの距離 素直になるよ 馬鹿にしないよ だから、だから ロケットから零れ落ちる 始まりの日が 僕らの写真に雪が積もっていく 声が聞こえてくるよ 君の最初の願い もしも気付いていたら 何か伝えられたかな