急な電話受けて 走り続けたのに 私の声に 領きもせずに あの人は死んだ… そう あの人はくるんです ただ そのちょっと 寄り道をしているだけ そう あの人は戻ってくるんです ぼんやり この部屋を 見上げてるかもしれない… 小窓を打つのは 風のいたずらと 知ってるくせに 窓にかけ寄る 街はそこだけ 華やいで すっかり他人の 顔をしてる 涙はこんなに 辛かったのかと 今さらながら 一人ため息 頬を濡らして つぶやきあつめ あの人返して どうぞもう一度 逢いたさ募り 気も狂いそう 部屋に写真を 敷きつめて 答えもないのに 話しかける 夜ってこんなに 長かったのかと 今さらながら 一人ため息 肩をおとして つぶやきあつめ つぶやきあつめ