昨日話したキミの声が 耳に残ってる。 受話器越しの笑い声 やっぱりキミが好きみたい。 もう半年近く、この関係で たまに電話してグチを言い合うの。 気付けば誰よりもアタシの理解者 言いにくいダメなとこ、 キミなら話せるよ。 ずっとこのまま行くわけないし、 いつか『彼女が出来た』 なんて聞いたら、 ヤキモチ焼きそう…。 【ずっと前から知ってたみたい】 なんて言い合った キミの未来、その中にアタシも 居れたらいいのに…。 冗談に時々忍ばせた本音。 今更過ぎてキミは 気付くわけなくて。 『なんでお前は 彼氏出来ないんだろう』 余計なお世話だよ 誰のせい?犯人はキミ。 誰にも誘われないわけじゃない キミ以外なんて、どうでもいい。 興味ない。キミがいい。 今日も話したい。 もしアタシに彼氏が出来ても キミはね、何にも 思わないのかな…? 始まりかけの恋はちょっと 優しく切ない。 好きな人は、 何でも話してた男友達。 きっと今日も電話をして 冗談言い合う 受話器越しの笑い声を聞いて もっと好きになる 女友達でもチャンスはあるよね? 『お前』じゃなくてさ、 名前、呼ばれたい。