寝ても覚めてもずっと同じ 場所にいるような日がただ 続くこんな部屋にはもういられない モノクロの写真にしてさ ちょっといいように見せてみても 記憶はフルカラーのままで やりきれない 朝が来れば 同じ電車さ でも今日は口にしてみたいの 「おはよう世界」 今日は笑ってあげたいけれど 私の機嫌さえ私で取れないなら いっそ 君とじゃない ひとりで行く 空を分断 飛行機雲すぐに消え またひとつになれたらいい その朝を待つ 朝と夜が手を繋いで 私のこと見て言った 「例え話やめちゃえば なんてつまらないの」 伝える術なくてピアノ叩き歌う日に このもどかしい手の中には 芽生えてきた 初めての朝も夜も越え育てた あなたとただ わかり合いたい ピスタチオの殻噛んだよう こんな違和感も愛しささえも お風呂が沸くころに オーロラの色変わる おはよう おやすみなさい