通い慣れた道俯いて歩いた 僕はまた生き延びた 忘れたい群の声 逸れた僕はまた 聞こえないふりをした 掛け違った意味 見付からない言葉 僕はまだ探していた なんか苦しいんだ きっと壊れたんだ 何度も笑おうとしたけど 答えはない それは夕立の様に流れて消えた 傘もささぬまま立ち尽くした帰り道 幼過ぎた日々 向かい合う事なく 僕はただ生き続けた 心は満たされない 身体は汚れてく 自我を傷付け続けた 映画の様な エンドロールが 僕にもあったなら ラストシーンはどうか笑顔で 最後を迎える そっと 幕を下ろして 通り過ぎた風が背中をすり抜けた 見上げたその先に涙が溢れた 雨上がりの空は僕には青過ぎて アスファルトが照らす懐かしい景色 遅過ぎた晴空 誰もいないこの道 遠くへとさよなら ありがとう また また また会う日まで