さよなら さよなら それは理想と現実の様な さよなら さよなら それは決して 相容(あいい)れぬ独り 孤独に酔う被害妄想 行きも帰りも溢れる欺瞞 独りが嫌で、誰かに拠(よ)って、 傷付き、傷付けられまた独り 堂々巡りの中で見たのは… 何時の日かの僕? 独りが良くて、誰にも拠(よ)らず、 寂しさと不安に押し潰され 温もりに彷徨うのも 何処かで見てた僕? 明日の僕は…「何処の誰か」 否定の渦が ぐるぐる回る 独りが嫌で、誰かに拠(よ)って、 傷付き、傷付けられまた独り 堂々巡りの中で見たのは… 何時の日かの僕? 独りが良くて、誰にも拠(よ)らず、 寂しさと不安に押し潰され 温もりに彷徨うのも 何処かで見てた僕? さよならしても、さよならしても、 どんなに引き裂き破り捨てても 堂々巡りの果てに待つのは… 見慣れた姿 嫌い嫌いと罵るだけで、 それ以外の何も見ようとはせず 終わりの無い否定の渦の中… 思い知る 僕は所詮…僕か。