地球が真っ赤になっちゃった夢を 観た 木星の外周をゆらゆら漂う 子にきいた 「こんな夢ってどう思う 心配だから帰ろうかな」 そうしたらその子は宇宙の地図を 持ち 地球と木星がどれだけ遠いのかを 話す 『そんな時間があったなら 次の惑星を探そうよ』 そう言う問題じゃないのさ 僕たち人間は 振り向いたことそれ自体に 意味があると思う 地球が真っ赤になっちゃった 夢のあと 木星の外周が一晩で吸い込まれて 消えた そんな事ってあんまりだ 地球も宇宙も一緒だな 本当は帰りたいのに 僕たち人間は 旅立ったことそれ自体に 意味を求めている みんなが真っ赤になっちゃった 事がある 見兼ねた私はある 冬の日の深夜に決めた 宇宙の果てに行ったなら 青い人に会えるかな 宇宙の果てに行ったなら 青い人に あんまり変わらないのさ 僕たち人間は どこに居ても何してても 意味を求めている