(前奏) 噛んでください 凍える指を 雪がまっ赤に 染まるほど 恋に堕(オ)ちても 結ばれぬ 罪な別れを 怨(ウラ)みます 燃えて燃えて 燃え残る 炎悲しい 夜の雪 (間奏) 抱いてください 名残の夜を 肌が吐息(トイキ)が 未練です 涙ひとすじ 真心に うつす瞳(ヒトミ)が 灯火(トモシビ)が 消えて消えて 消えて行く 運命(サダメ)悲しい 夜の雪 (間奏) 切ってください いのちの髪を 叫ぶ声さえ 雪に舞う 遠い貴方を 追いかけて すがる想いが なお募(ツノ)る 夢が夢が 夢が散る 女悲しい 夜の雪 (終奏)