<み・れ・ん 唄:藤あや子> <詞:吉田旺 曲:山口ひろし> 死ねというなら 死ぬかくご できていました あなたとならば それなのに… それなのに 風にまぎれて 消えたひと …わたし今夜も ためいき川を 流れ漂う みれん舟 夢を失くしちゃ だめだよと 抱いたあなたが わたしを捨てた それなのに… それなのに にくみきれない 意気地なし …ひとりゆらゆら 酔待川(よいまちがわ)に 沈みそうです みれん舟 泣いてあの日が 戻るなら 化粧なみだで 洗いましょうか それなのに… それなのに 消息ないまま 春は逝く …わたしどこまで 人の世川の 霧にさまよう みれん舟