きらめくものは 壊れやすいから 押し花にして閉じ込めていた 息を潜めた たからものたち 明日の来ない思い出 萎みはじめた栞 どうしてあなたは見つけたの 動き出すよ 綴じたページの続きに あなたを書いていいよね かなしい過去を 忘れてしまえば わたしが消えるような気がした 両手いっぱい抱えたガラクタ あなたは笑い支えた 共に見てる景色を 挟み 明日の栞にして 動き出すよ 綴じたページの続きに あなたを書いていいよね 色褪せてく何もかもは その手に包まれ 色を戻すよ 上手に咲けなくて 塞ぎ込んでしまった わたしを運び出して ひかりをそそいだ 花火を打ち上げた 空を仰ぐまで 動き出すよ 綴じたページの続きに 新たな栞残して 色褪せてく何もかもは あなたに包まれ 色を戻すの 色を戻すの