開かれた今 少し戸惑う扉 満たされぬまま 過ごすには眠い 「君、誰ですか?」問いに首をかし げ 「誰なんだろう?」内深く尋ねる 遠い記憶 泣けないぼく 氷菓子も溶け出すほど 寂しくない…? 微かに在る? 叫ぶ声が 躊躇いや後悔など 置き去りでいいの 心から求めてる ぼくの衝動 絡まると運命こそ 抗うと決めた 其処に鳴る 夜明け前 瘡蓋はまま 君と出会った証 傷ついてても 歩いてく夢で 「君は誰ですか?」胸に宿った光 絶えない今は 信じている泣く程 寂しくなる。さみしくなる。絞り出 した君の声が ぼくの声と 重なる度 色は咲いて 灰色が輝きだす 明日を見つけて 鼓動は早くなるの ぎゅっと詰まって 涙などいらないのに 溢れ出るモノに 君が名前をつけて。 迷っても いいんだと 笑いかけた 色もなかったこの世界 見つけた… 寂しくない。さみしくない。絞り出 した僕の声が 君の声と つれづれなり 溶け合う 灰色も輝きだし 夢じゃない此処で。鼓動は早くな るよ ぎゅっと抱きしめ 涙などいらないのに 溢れ出るモノに ぼくは愛を誓おう。