ねぇ 僕に心がなけりゃ こんな痛みは 知らずにすんだはずなのに そう それでも心があるからさ 君の優しさその眼差しに 自分の意味を知る 嗚呼 この喉が僕の身から 千切れるほどに 叫び狂っても秒針(とき)は 見向きもしない こぼした涙の雫は心を洗うどころか すべてを濁しては 正しさすらもぼかしてく 叶いかけの願い 貰ったままの優しさ 呼ばれたままの名前 すべてがまだ途中なのに 途中なのに 不可逆の怒りが 全てを飲み込んでしまうよ 不可逆の悲しみが 僕が僕でいることも許さない どれだけ間違えてもいいよ この世界を塗り替えられるなら どれだけ汚れたっていいよ 僕はもう僕ですらなくてもいい いい いい もうなにも聞こえないよ…なぜ? 呼吸すら忘れ 途切れた夢のかけらに何を願う 前へ進もうと藻掻いてもなぜ? 歩き方すら思い出せない 君の声が爆ぜる…それだけを頼りに 叶いかけの願い 貰ったままの優しさ 呼ばれたままの名前 すべてがまだ途中なのに 途中なのに 触れたら壊れそうな 君の存在を焼き付けて 不可逆なこの瞬間を受け入れて また君を捜すよ どれだけ間違えてもいいよ 不可逆な時間ですら抱きしめよう どれだけ汚れたっていいよ 戻らない時間を超え息を吹くよ 君へ吹くよ
