僕ら2人の体重と 憂鬱の重さで ベットが軋むよ 歌うみたいに 街外れのラブホテルは 溶けた群衆 蒸れた安寧 唯 誰かの優しさに 埋もれていたい僕ら 変わる笑顔 ズレる歩幅 少しずつ 確実に 間違え続けた僕ら 躰だけが 痛いのなら どんなに楽な世界でしょう 心だけが 悦ぶのなら きっと笑えていたね ゼロになる二人の全て きれいもきたないも 玉虫色の営みの一部になる 今すぐ僕にキスして 壊して 僕ごと思い出ごと全部 傷口は綺麗ではなくてとても 痛いけれど 風に吹かれて気付く 僕らも芥も同じ 混ざる 景色 意識 呼吸 友達 桜 家族 彼女 リセットさえ 求めていない ちゃんと終わらせて 今 全てにキスをして 壊して 街ごと 母さんごとだって 歌声は綺麗ではなくてとても 痛いけど 壊れた後は呼吸も願いもさよならも きっとメロディ ※存在しない言語 僕らは少し眠るよ その頭上で鳴るミュージック ※存在しない言語 僕らは少し眠るよ その頭上で鳴るミュージック 僕らの頭を悩ませるミュージック 僕らの不安をミュージック 世界が終わっても 響くあのミュージック ※存在しない言語 僕らは少し眠るよ その頭上で鳴るミュージック 僕らの頭を悩ますミュージック 眠りを妨げるミュージック 終わったその後に 振り出しに戻るミュージック 僕ら人類の体重と 憂鬱の重さで 宇宙が軋むよ 歌うみたいね