過ぎ去った夏のにおいは 逆さまのビー玉揺らし 部屋の隅に消えてく 人混みの交差点でも あなただけ見つけられる そう信じていたのに 隣を歩く何度も触れた指先も もう わからなくなった これ以上忘れさせないで 雑音が毎日を塗り替えて 私を未来へと運んでく ねえ、このままここにいたいのに あなたしか愛せないのに 言葉さえ交わせないまま ため息の音だけ混ざり ぼんやりと弾けてく ふたりで食べた お気に入りラムネのアイス ほら くちびるに残る 涙を甘さで溶かして 瞳(め)の奥に映る私見てた あなたの本当を覗きたくて なぜ、私はあなたじゃないんだろう 全てを知れたらいいのに 雑音が毎日を塗り替えて 私を未来へと運んでく ねえ、このままここにいたかった あなただけ愛したかった あなたしか愛せないのに…
