「あのね、いきなりでごめんね。 私、同じクラスの...」 「君と話したいことがある、 だから、ここで、待つよ。」 「いつも、うかない顔している 私に気付いてくれた。」 「そんな君だから言うけど、 私、少し、つらいんだ。」 「ある日、居場所が無いことを 思い知らされたんだ。」 「苦しい、苦しい、同じ気持ち 私、君に、助けてほしいんだ。」 自分が崩れる瞬間が 世界で一番、怖いんだ 誰かを失う焦燥が 僕の行く道を阻むんだ。 「あ。」 「たかが七万の内のひとり。 居ても 居やんでももーまんたーい。」 「地球を遠目で見てみれば、 生きてるかどうかもわかんないだろ うな。」 僕が先生と話した日 君は泣いて居たんだ 何も出来ない僕なんだけど せめて歌を聴いて 僕が思う事、全て 君にも解れば良いな だけど、触れられない肌に 今日も嫉妬をして居るんだ 「苦しい...」 「苦しいよ、ねぇ!」 苦しい... 苦しいよ、まだ。 (だっだっだっだっ、、、) 来る日、 君は僕の手を取って逃げ出した。 真夜中だった、 電柱しか光が無い様な長い道。 君のメイクはやけに主張する、 さっきの事。 手の届かない所で目立つ 人としての欠陥。 それでも確かにある 人間としての味。 迷ったら、もし迷ったら、 形を思い出して。 そしてありがとう、ごめんなさい。 もうここには、居られないから。 未来が嫌いで仕方ないから。